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BE-PAL 1996年3月号 日本アウトドア名匠伝

 BE-PALは1996年1月号から「日本アウトドア名匠伝 純国産オリジナル・フィールド・ギアの開発者たち」という特集記事を連載しはじめた。第1回はキャラバンシューズだったと記憶している。スノーピークは、第3回の特集として父・山井幸雄と僕という親子で掲載された。

 1996年は年間のべ2000万人がキャンプをするという国民総キャンプ時代だった。今は400万人くらいだから5倍ものキャンプ人口がいたことになる。そのキャンプ時代を創り上げた立役者がスノーピークのマルチスタンドだった、という趣旨の特集だった。父が亡くなった4年後だったが、父とともに親子で日本アウトドア名匠伝などという特集に取り上げてもらったことが嬉しかった。
 1996年の12月に僕が社長に就任し、社名も現在の株式会社スノーピークに変更し、米国に100%子会社SnowPeak U.S.A.,Inc.を設立した。そんな大きく思いで深い年でもあった。その時には全く感じなかったけれど、今になって振り返ると、よくまあ脳天気に37歳の若造が社長になったなあと少し感じるのだった。(笑)

 またまた、みなさんが僕の写真見て笑ってるのが見えるんだケド。(^_-)

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コメント

この頃が日本のオートキャンプ黄金期?だったのですね。
2000万人もの方々がキャンプしている状況ってキャンプサイトがいつも予約できない状況だったのでしょうね。

現在は、本当にキャンプが好きで好きでたまらない方たちが楽しんでいるって事なんでしょうかね。
でも、この時期(オフシーズン)にキャンプをしているファミリーも増えて来たように思うのでキャンプ人口が減少から転じて緩やかに増加してきてるのでしょうか?

ブームにはなって欲しくはないけれど、キャンプ業界は発展していって欲しいですね。

*tohruさん、この記事を読んでみたいのですがもう少し大きくなりませんか?

クックックッ!!

> RICETREE さん

 そうですね。日本オートキャンプ協会の統計でも1996年がピークでした。僕の実感では1993年から1994年くらいがピークで第一次黄金期だったと感じます。長野県の八千穂に駒出池キャンプ場という僕の好きなキャンプ場があるのですが、夏休み中にあそこの草地が人が行きすぎて全部剥げてしまったのを見て悲しかった記憶があります。
 日本のキャンプ文化という意味では現在が一番高くなっていると思いますし、世界の国の中でもキャンプに関しては日本が最先端国だと思います。昨年あたりまではキャンプ人口は減少していますが、来年からは増加すると考えられます。第一次黄金時代に親に連れられてオートキャンプを楽しんでいた子供達だった団塊ジュニアのみなさんがファミリーになってきているからです。

 Movable Type 3.35では画像のアップのサイズ制限がついていますので、ブログにこれ以上大きい画像はアップできないのですが何か方法を考えてみますね。

>donald さん

(^_-)

こんにちは。
凄い記事ですね。

10年以上前のオートキャンプ黄金期は、バブルの余韻もあって、まだまだ、サラリーマン世帯の収入もそれなりあって、今より明るい時代だったように感じます。少なくとも私はそうだったな~。
スキー場はリフト待ちで、板を重ねたり並べたり当たり前でした。「キャンプで会いましょう」なんて、田中律子さん原作、後藤久美子さん主演の映画があったり。

キャンプは都会の人にとっては、キャンプ道具一式に加え、高速代やらガソリン代など、コストも相応にかかる優雅な大人の遊びであり、サラリーマン世帯には、経済的インパクトは大きい。高校生や大学生のファミリーキャンパーをほとんど見ませんが、子供の事情もあると思うのに加え、教育費を背景とした経済的理由も大きいのではないかと最近考えています。

ガソリン高が続く中、サラリーマン世帯の収入は、一部を除きほとんど増えていないのではないかと推測しています。本当に、10年くらい前みたいに皆がレジャーにお金を掛ける時代になるか疑問です。

そんな状況下、SPファンには、高所得者・資産家の方も居られると思いますが、所得水準的には普通のサラリーマンの方が大部分だと思います。「家計には苦しみながら」も、SP製品を色々所有する喜びに気付いてしまった方々を多く見ています(私もその一人です)。
普通の個人向け商売では、継続して物品販売が続いて行くものは少ない。SP商品は、「次々と」、欲しくなるから、その点が会社の「強み」になっているのだと思います。そして、会社が繁栄し、また素晴らしい新製品が出てくると・・・

そのあたりのファンの複雑な心理・心境をお伝えさせていただきました。

>たつや*松本さん

 第一次オートキャンプ黄金期は,振り返ってみてもブームもしくはバブルな部分があったと思います。バブル時代にメセナというお題目で文化貢献している企業が沢山ありましたが、それを継続している企業は非常に少ない。キャンプイベントも同じで,当時は様々な企業や団体がキャンプイベントを主催していました。それも90年代中盤には消滅し、日本からキャンプイベントは無くなってしまいました。私達スノーピークがSnowPeakWayを始めた1998年は、そういう時代でした。
 たつや*松本さんのコメントの趣旨の一つは、製品価格について企業努力をせよ、ということだと思います。1991年に私達が発売した6人用のファミリーテント(アメニティドーム エルフィールド)は¥158,000でした。そして次の機種SPドーム6は¥98,000くらいで、その次のランドブリーズ6は1999年には¥84,800そして2000年のアクションプログラムで¥59,800になりました。さらに現在買えるファミリーテントのアメニティドームは¥39,800まできています。この例のように永久保証や徹底的に使い勝手は追求しながらも、できるだけ経済的な製品を創る努力は継続していきたいと思っています。と同時に、すごく高いけれどそれ以上の価値のある真の新製品も創る努力も継続していきたいと思っています。

 来年が50周年であることもあり、自分達の過去50年、そしてオートキャンプの20年をレヴューすることが社内で多くなっている今日この頃です。僕自身も、とても新鮮で清々しい気持ちになっていて、50年を契機にまた新しい創業、スノーピークらしい事業展開に向かいたいと感じています。

こんばんは。
ありがとうございます。

今日の午後、長野県では、たぶん一番だと思うSP取扱いの小売店である「バンバン」に行って商品を色々見てきました。

そこで感じたのは、「夢と現実との両方でSP製品は私たちを楽しませてくれているんだな」という事です。自分の仕事も厳しいと感じるけど、皆も多かれ少なかれ色々感じながら仕事を続けている。そんな中で、一つ頑張れる元気の元だったり、モチベーションの一つを、もっと言ってしまえば「生きる元気」を「スノーピーク」は、ファンの皆に与えていてくれているんだな、という事。そういう人結構多いですよ、私の周りには。社宅のお隣さん(SPはペグだけの方でしたが)が、「スノーピークのペグは最高だよ。使ってみて」と小さなささやきを聴いてしまってから始まった私のSP購入。その価値の素晴らしさに私も気付くことが出来て、楽しみの世界が広がり幸せです。
また、別の知人は、「他のメーカーの商品持っていても、友達になる事って少ないけど、SPだとキャンプ場で友達になれるんだよね」と、言いました。気付かなかったけど、結果、私もその通りになっています。SP商品をきっかけに友達との絆が出来て、その後、広がっています。

企業努力は今後もして欲しいし、今までも相当されていると思います。
多数のアイテムの管理・海外への生産移行等、ご苦労多いと察します。

私が「企業努力をせよ」なんて言える立場では無いです。
言えるとしたら、「企業も努力されていると思いますが、ユーザーも生活との両立を苦労しながら(バランス崩している人も相当居るのでは!)SP商品を購入している人も多いのです。ユーザーも真剣そのもの。だから、これからも、夢と現実と両面で楽しませて下さい!」ということです。今後も、期待しています。よろしくお願い致します!

(2008年カタログ楽しみです。今度は何が出てくるか!コーヒードリッパーに注ぎやすい「細口やかん」提案していますが、本当に出てきたら即買いますよ~。)

>たつや*松本 さん

 ちょうど今、自宅に帰ってきました。

 僕は良くスノーピークのスタッフと「スノーピークって世界で一番幸せなメーカーかもしれないよね。」と話しています。私達スノーピークからたつや*松本さんが生きる元気を感じて下さっているのなら、僕もスタッフもとても嬉しいです。
 もう一つ、いつも感じているというか忘れていないのは、「選択権はユーザーの皆様にある」ということです。私達もユーザーであるという立場で考えて、ユーザーの皆様に選択していただけるような価値のあるモノやサービスを提供していきたいと考えています。それをスノーピークらしいやり方でやっていきたいと思います。ご期待いただければ嬉しいです。

 

よくまあ脳天気に37歳の若造が社長になったなあと少し感じるのだった。(笑)
逆に 若かったから、良かったんじゃないですか~(笑)時代の流れをつかみ 新しい発想で 物作りが出来たと思いますし♪ 昔ながらの頑固親父的な考え方だけでは ある意味、壁を乗り越えれないですからね~!(爆)

>spjさん

 僕は今月、48歳になります。スノーピークに入社して現在のオートキャンプのレイアウトシステムを開発し始めたのが26歳の時、そして社長になったのは37歳ちょっと手前。ですが、この21年間って時間の中で、自分はあまり変わってないな、と思ってもいます。
 先日、広島でお会いした時に感じていただいたかもしれませんが、また一歩、新鮮な気持ちで足を前に出していきたいと思っています。

「欲しいものがあるから頑張れる」というモチベーションであっても良いかなと思います。そう意味で、SP製品の欲しいのがあるから頑張っている人多いんじゃないですか。

私は、ベートーベンの音楽を聴くと、木々や森の美しさとか、宇宙の広がりとかを感じます。ベートーベン自身も森からパワーをもらっていて、それを分けてもらっている感じです。作曲をした森も行き、確信に変りました。森のパワーをベートーベンを通じ分けてもらっているのです。。。

素晴らしい自然環境の中で、キャンプしている時も、同じ気持ちになる事があります。元気をもらっているな、と。

それらと似たような、幸福感をSP製品から感じる人が多いのも事実ではないでしょうか。すごいパワーです。それは、開発の精神性から発しているものだと思います。

ユーザーもSPも、どちらが上とかでは無く、自然との共生のように、共存共栄の関係ではないでしょうか。
お互いに森から頂く幸せを永遠に享受できる関係が続くと良いなと感じています。

(ちょっと哲学的すぎましたね。申し訳ございません・・・)

>たつや*松本 さん

 哲学的なのは素敵なことですね。僕も自然から力をもらっているな、と感じることがよくあります。そういう意味でアウトドアを愉しむ人を増やすことは自然の大切さを実感しながら生活する人が増えることにつながり、地球環境が守られることにもつながると信じています。

 私達スノーピークのミッションステートメントにも「お互いが感動できるモノやサービスを提供します」という同じ精神から出ている言葉があります。
 

懐かしい時代の話題に思わずライズしてしまいました(笑)。

当時貴殿がおっしゃっていた、「モノからコトへ」という言葉を思い出します。僕は自分のサイトでも書いているのですが、キャンプというのは手段であって目的ではないと思うんですね。日本のオートキャンプは長きに渡ってレジャー的な性格ばかりが植えつけられてきたので、それが目的だと思っている人が多いのかも…

キャンプを手段(つまりモノ)と捉えれば、子育て期間にはありがたい高規格オートキャンプ場から、成長とともに視線をよりネイティブなエリアに向け、バックパッキングで行くトレッキングキャンプ、あるいは車中泊で巡る北海道など、様々なコンテンツ(コト)が具体的にイメージでき、改めてSP社の製品の奥深さみたいなものも感じられるように思ったりするのですが、なかなかそうはいかないのかな~。

あの頃は、お互いに若かった。(笑)
SnowPeakは、モノじゃなくて(もちろんモノもだけど)、コト=体験を創っていきたいと、ずっと思ってきました。家族でそして友人で自然の中で豊かな時間を過ごすこと、そしてそこをベースキャンプとして周囲の自然と触れあうこと。僕の思いは変わっていませんよ。(^^)

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